20周年を迎える予讃線のビール列車…7月7日には黎明期の車両で運行

鉄道 エンタメ・イベント
20年間に登場した3代の『夕焼けビール列車』。
20年間に登場した3代の『夕焼けビール列車』。 全 1 枚 拡大写真

JR四国は7月7日、予讃線松山駅(愛媛県松山市)~伊予長浜駅(愛媛県大洲市)間で、復刻『夕焼けビール列車20周年記念号』を運行する。

『夕焼けビール列車』は、キリンビールの協力により、1998年に運行を開始。当初は、ロングシートが並ぶ16m級車体のキハ32形に会議室のテーブルを設置してスタートしたが、列車内で生ビールが飲み放題という趣向が受けて人気が高まり、1999年からは20m級車体のキハ54形を使用し、定員を増やした。

そして、2001年からはトロッコ車のキクハ32形を投入し、『夕焼けビールトロッコ列車』としてリニューアル。窓のないトロッコ車で伊予灘の夕日を見ながらビールを楽しめるようになり、現在に至っている。

7月7日は、黎明期の姿を再現するため、キハ32形とキハ54形による『夕焼けビール列車』を運行。松山駅1番ホームでは、17時58分の発車に際して出発式が開催され、運行開始当時の駅長と現駅長による出発合図も行なわれる。なお、列車はすでに満員となっている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型取締機JMA-520/401に対応、セルスターが一体型コンパクトレーダー探知機「AR-225A」を発売
  2. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  3. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. 【メルセデスベンツ GLCクーペ 新型試乗】最も売れたベンツ、その走りは「気持ちに訴えかける味わい」だった…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る