ヒアリ拡大...国交省会見でも連日質問、対応は?

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内陸部で初めて見つかったヒアリ
内陸部で初めて見つかったヒアリ 全 1 枚 拡大写真

愛知県春日井市鷹来町で、ヒアリが発見された。猛毒を持つヒアリは、これまで港湾施設でしか見つかっていなかったが、今回は異なる。

最初に発見したのは、自社の貨物を自主的に調査した荷主側だ。ヒアリらしき昆虫を発見して、7日に愛知県を通して環境省が鑑定。10日にヒアリであることが確定したため愛知県自然環境課での発表となった。

このヒアリは中国から香港経由で名古屋港に到着したコンテナ内にあった貨物から発見された。付着して運ばれたものと推定されている。名古屋港では6月30日に中国・広東省広州市の南沙港から出航した貨物船内のコンテナ内で初めて発見されている。今回、春日井市で発見されたヒアリは、この関連ではないが類似した点もある。

春日井市で発見された貨物は、6月下旬に中国南沙港でコンテナに荷詰めされ、香港の国際港を経由して、30日に名古屋港に到着したものだった、コンテナヤードから春日井市に搬送された後、倉庫内でアリ1匹が荷主により発見される。その後、さらに返却されたコンテナを事業者が確認したところアリ8匹を発見し、殺虫処分した。

特定外来種のヒアリは、5月26日に神戸港で初めて発見された。環境省は国土交通省と連携して、全国7港湾区域で調査を実施。6月19日に全国125の主要港湾で緊急点検を実施。7月4日には、中国からの定期コンテナ航路を有する全国63の港湾で、コンテナを取り扱うヤードとその周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置するなどの対策を講じている。

10日に内陸部で発見される前には石井啓一国交相はこう話していた。「これまで発見されたのは中国のコンテナなので、まず中国のコンテナにしっかり取り組んでいきたい。緊急点検、注意喚起しているので、そのほかの港にも注意していきたい」(7日の閣議後会見)。

春日井市とコンテナヤードがある海部郡飛島村とは約40km離れている。水際での封じ込めに一層の工夫が必要になった。

《中島みなみ》

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