女子中学生は飛びたい!!---理工系女子応援イベント、三菱重工が開催

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三菱重工業「夏のリコチャレ」(7月17日)
三菱重工業「夏のリコチャレ」(7月17日) 全 11 枚 拡大写真

三菱重工業は17日、理工系女子応援特別イベント「夏のリコチャレ」=理工チャレンジを、横浜市みなとみらいの三菱みなとみらい技術館で開催した。女子中高生向けに、航空機について飛ぶ仕組みについての講義や実験、仕事についてのグループワークを行った。

女子中高生・女子学生の理工系分野へのキャリア選択の可能性をひろげるのが企画の意図だ。三菱重工グループは、多様性を追求するダイバーシティ・マネジメントの一環として「女性の活躍推進と更なる多様性の尊重」に取り組んでいる。三菱重工業ではこの7~9月、女子中高生を対象に、「世界に誇る日本のものづくり」のメインテーマと、「航空機」「ロケット」「風力発電」のサブテーマで、のべ6回のワークショップを開催する。

この夏は、女子学生の理系への進路選択を応援するために、内閣府・文部科学省・日本経済団体連合会が連携して呼びかけている「夏のリコチャレ2017~理工系のお仕事体感しよう!~」に賛同した。

17日の第1回 「夏のリコチャレイベント」午前の部には女子中学生9人が参加、『世界に誇る日本のものづくり~航空機編~』をテーマに、(1)航空機が飛ぶ仕組みについての講義、揚力の実験、(2)MRJなど航空機展示見学、(3)MRJ事業部社員インタビュー紹介、などを内容とするワークショップを実施した。参加者の中には「戦闘機のような速い飛行機が好きなので」という女子も。

プログラムの最後には、航空機事業でどんな職業につきたいか、何がやりがいか、そのための課題を、各人がまとめた。一部を紹介すると……。

「デザイン研究をやりたい。新しいこと挑戦したいから。日本らしいデザインで、コストを下げて大量生産できる飛行機を作りたい。自分のデザインが飛ぶのを見られたらうれしい」

「エンジンを効率よくシンプルにしたい。問題解決の仕事をしたい。自分の考えが実際に使われるのがやりがいだと思う」

「広報や営業など、人と直接関わる仕事をしたい。よりわかりすい言葉で、子どもからお年寄りまで、より多くの人にメッセージを伝えたい。ネットで仕事の成果がわかりやすいことがやりがいだと思う。相手は日本人だけではないので、語学をはじめ、コミュニケーション力をつけたい」

《高木啓》

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