ジャガー E-PACE に先進運転支援システム…交通標識も認識

自動車 テクノロジー 安全
ジャガー E-PACE
ジャガー E-PACE 全 5 枚 拡大写真

英国の高級車メーカー、ジャガーカーズは7月14日、新型SUVのジャガー『E-PACE』に、先進運転支援システム(ADAS)を採用すると発表した。

E-PACEには、最先端の安全性能と運転支援システムを装備。ステレオカメラを搭載し、歩行者検知機能を含む自動緊急ブレーキシステム(AEB)に加え、レーン・キープ・アシスト(LKA)、トラフィック・サイン・レコグニション(交通標識認識)、インテリジェント・スピードリミッター、ドライバー・コンディション・モニターなどのシステムをサポートする。

このステレオカメラは、電動パワーアシストステアリングとリアレーダーと連携して、ブラインド・スポット・アシスト機能を作動させる。そのため、複数の車線がある道路において、側面衝突のリスクを低減するのに役立つ。

新しいフォワード・トラフィック・ディテクションは、見通しの悪い交差点を走行時、接近してくる車両をドライバーに警告する機能を導入。アクティブセーフティには、衝突時にボンネット上に展開される歩行者保護エアバッグも含まれる。

また、E-PACEには、ジャガー初の次世代ヘッド・アップ・ディスプレイ(HUD)テクノロジーを搭載。このディスプレイは、フロントウィンドウに大きくフルカラーで鮮明に表示されるため、従来よりも投影できる情報が66%増えた。走行速度やナビゲーションの進行方向などの重要な情報は常時表示され、そのほかにもインフォテインメントや、安全性に関する警告、役立つ情報も表示。これらの情報は、ドライバーの前方視界に入る位置に投影されるため、視線をそらす必要性を少なくしている。

《森脇稔》

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