6割以上が「自動運転車を長距離で使用したい」---ボッシュの調査

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ボッシュの将来の自動運転車のイメージ
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ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ボッシュは7月18日、自動運転に関する最新の調査結果を公表した。

この調査は、ブラジル、中国、ドイツ、フランス、日本、米国の6か国で実施したもの。合計でおよそ6000名の運転免許保有者に、自動運転について質問している。

多くの回答者は、「自動運転車がストレスの多い運転行為から解放してくれる」と期待。とくに渋滞中、車に制御権を渡すことに大きな関心がある。調査対象のドライバーの大部分は、自動運転の実用化で生まれる車内でのくつろぎの時間に、「景色を楽しむ(63%)」、「会話を楽しむ(61%)」と回答した。

また、自動運転技術が将来、新車購入の重要な要素になるとの見通しも。とくに男性の回答者にとって、新技術は重要なセールスポイント。男性の52%が、「自動運転技術が新車を購入することへの関心を高めている」と答えた。ボッシュによると、ドライバーの年齢が若いほど、自動運転機能を備えた自動車を購入する意欲が高まるという。

さらに、約3分の2のドライバーが、「自動運転車を長距離で使用したい」と回答。ボッシュは、「ステアリングやブレーキの操作から、完全に解放される自動運転車は、主に長距離(67%)やレジャー旅行(61%)にとって、有益なものになる」と説明している。

《森脇稔》

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