スバルの城下町に名車が集結…輝刻クラシケモトーレフェスタ太田

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「輝刻」クラシケモトーレフェスタ太田
「輝刻」クラシケモトーレフェスタ太田 全 43 枚 拡大写真

群馬県太田市のイオンモール太田駐車場で7月30日、「”輝刻”クラシケモトーレフェスタ太田」が開催され、スバル『360』やスバル『1000』『レガシィ』といった歴代のSUBARU(スバル)車を始め、内外の希少な旧車が集結した。

これは太田商工会議所青年部の創立30周年を記念して企画されたイベントで、太田市を代表する工業製品である自動車=スバル車を中心に、その歴史的意義の検証や、同市にある企業の発展の礎を再確認することを主眼として開かれた。

「太田市は富士重工~スバルの企業城下町。お陰で我々は活動できており、このイベントは”富士リスペクト”の意味合いがあります。地元商工会のみなさんはもちろん、一般の方たちも楽しんでもらおうと企画しました」と言うのは、同イベント実行部会長の坂本徹さん。

会場はもともと大勢の人が集まるイオンモール太田。これに飲食や物販の屋台、各種協力企業のブース展示とラリーカーの展示、工作ワークショップ、ビンゴ大会など、盛りだくさんの企画が行われ、終日にぎわいを見せた。

車両の参加要件は、スバル車とそのライバルと目される平成9年頃までの車両。基本的に貴重あるいは珍しいと判断される(2輪も含む)車両、及びスーパーカー(スーパーカーは年式問わず)。この日エントリーしたのは、スバル車が昭和組39台、平成組29台の合計68台に、国産車が76台、外国車47台だった。

スバル車では初期の”デメキン”360や『サンバー』トラック、フルノーマルの『R-2』、未再生原型シングルナンバーの1000、初代『レオーネ』バンの四輪駆動車、初代レガシィの競技用ベースグレード「RS-RA」、オプションステッカー仕様の『アルシオーネ』、1993年WRC1000湖ラリーのレプリカ『インプレッサ』など、希少車が目白押し。

そのほかの国産車では、ラリー仕様の三菱『ギャラン』や販売台数の少ない”ケンメリ”日産『スカイラインGT-R』、コンクールコンディションのトヨタ『2000GT』など、また外国車は独特なスタイリングのシトロエン『アミ8』や日本に1台しかないともいわれるビュイック『GS455 ステージ1』、モーリスの珍しいトラック『マイナー ピックアップ』など、こちらもレアな旧車が会場を埋めた。

真夏に行われる旧車イベントとあって”酷暑”も懸念されたが、この日はムシムシしたもの曇り模様。オーナーたちは来場者の質問に答えたり、店舗の中で涼んだりして1日を楽しんだ様子だった。

《嶽宮 三郎》

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