アイシン精機、新実験棟を開設…自動運転やコネクトカーの開発促進

自動車 テクノロジー ITS

アイシン精機は8月1日、新たな実験棟の「Vラボ」(V-lab)を開設した、と発表した。愛知県の刈谷本社地区に開設した実験棟のVラボでは、従来の部品単体での開発だけではなく、車両レベルでのより大きなシステム開発へと仕事のやり方を変えていくことを目指す。

アイシングループでは、この施設を次世代開発ワーキングの戦略特区として活用。ゼロエミッション、自動運転、コネクテッドなど、次世代成長領域の新商品や新技術の開発を推進していく。

またVラボは、世界の車両や製品を徹底的に研究し、商品アイデアを実現するために、最新の計測・解析機器や造形装置を導入した「アイデア発掘フロア」、最新のモデルベース開発手法により最適値をいち早く見つけ出し機能を作り込むことが可能な「機能・性能試験フロア」、実車搭載状態での製品のうれしさ検証や、温湿度環境を再現できる「実車確認フロア」から構成されている。

今後は、すでに構内に開設している試走路とあわせて、完成車メーカーへの提案力を高め、さらに新商品の開発を加速していく方針。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  3. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
  4. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  5. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る