非番中の警官が重傷ひき逃げ、虚偽の事故届で発覚

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非番中に乗用車を運転した際、大阪府交野市内で原付バイクに当て逃げする事故を起こし、運転者に重傷を負わせたとして、大阪府警は3日、住吉署の地域課に所属する45歳の警部補の男をひき逃げなどの容疑で逮捕した。虚偽の事故届で発覚したという。

大阪府警・監察室によると、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕された警部補の男は、1日の午後3時ごろ、交野市星田北9丁目付近の市道で自己所有の乗用車を運転した際、信号機の設置されていない交差点を進行してきた原付バイクと出会い頭に衝突。バイクは転倒し、運転していた60歳の女性は骨折などの重傷を負ったものの、救護することなく逃走した疑いがもたれている。

男は3日になってから高槻署へ「高槻市内のホームセンター駐車場で当て逃げされたようだ」と事故申告を行ったが、1日の事故後に確認された防犯カメラ映像に写っていた車両と特徴が似ていたことから男を追及。その結果、「何かに当たった気はしたが、そのまま走り去った」などとひき逃げへの関与を認めたことから逮捕したという。

男は事故当日が非番で、買い物に行く途中だったという。警察では虚偽の事故届で発覚を逃れようとしたものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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