ルネサス、次世代の車載インフォ向けソフトの量産出荷を開始

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ルネサスは8月7日、オートモーティブ・グレード・リナックス(AGL)の実用化に向け、AGLベースのソフトウェアを搭載した車載情報システム用SoC「R-Car」としては初めて、IVI(イン・ビークル・インフォテインメント)システム用に量産出荷を開始すると発表した。

AGLは、自動車メーカー、サプライヤー、テクノロジー企業を結集して、コネクテッドカー用の完全にオープンなソフトウェアの開発と採用を促進する共同オープンソースプロジェクト。AGLは、リナックス(Linux)を核として、新しい機能や技術のスピーディな開発を可能にする事実上の業界標準として機能するオープンプラットフォームを開発している。

当初は車載インフォテインメントに重点を置いていたが、AGLはインストルメントクラスター、ヘッドアップディスプレイ、テレマティクス、先進運転支援システム(ADAS)、自動運転など、現在では車両のすべてのソフトウェアに対応している。

ルネサスは、コネクテッドカーの実現に向けて増大する車載アプリケーション開発を推進するには、組み込み機器向けソフトウェア開発者の裾野を広げることが不可欠と見る。その一環としてルネサスは、トヨタなどが参画するAGLに、発足当時から積極的に参画してきた。

この活動を推進することにより、R-Carなどの組み込み向けソフトウェア開発に不慣れな開発者でも、車載向けアプリケーション開発が可能となり、IVIシステム開発が一層加速できるという。

《森脇稔》

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