訪日外国人によるレンタカーでの事故防止対策 今秋から実施

自動車 テクノロジー 安全
訪日外国人のレンタカー利用と事故件数の推移
訪日外国人のレンタカー利用と事故件数の推移 全 3 枚 拡大写真

国土交通省は、訪日外国人観光客のレンタカー利用による事故を防止するため、レンタカー事業者や警察、観光部局と連携し、ETC2.0の急ブレーキデータを活用して、外国人特有の事故危険箇所を特定した上で、ピンポイント事故対策を講じる取り組みを開始する。

訪日外国人観光客の増加に伴ってレンタカーを利用する訪日外国人は、2011年から2015年までの5年間で約4倍に増えている。レンタカー利用者全体の死傷事故件数は減少しているものの、外国人レンタカー利用の死傷事故件数は増加している。特に沖縄県では物損事故を含む外国人レンタカーの事故件数は2014年から2016年の3年間で約3倍に増えている。

そこで、国土交通省では、訪日外国人観光客のレンタカー利用による事故を防止するため、ETC2.0の急ブレーキデータを活用して外国人特有の事故箇所を特定し、ピンポイント事故対策を推進する。

既に沖縄では、ETC2.0車載器を装着したレンタカー36台から、外国人が運転した際の急ブレーキデータを今年5月から収集している。九州でも、ドライブレコーダーを装着したレンタカー50台から、外国人が運転した際の急ブレーキデータを昨年9月から収集している。

今後、訪日外国人観光客のレンタカー利用が多い地域を5地域程度選定し、レンタカー事業者や警察、観光部局と連携して今秋頃から順次、取り組みを開始する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 史上最強のVW『ゴルフGTI』、6月20日デビューを予告
  4. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る