【フランクフルトモーターショー2017】BMW i3 改良新型、最新コネクト採用

エコカー EV
BMW i3 改良新型
BMW i3 改良新型 全 7 枚 拡大写真

BMWは8月29日、改良新型『i3』に最新の車載コネクティビティを採用すると発表した。ドイツで9月12日に開幕するフランクフルトモーターショー2017において、実車を初公開する。

改良新型i3には、「iDrive」オペレーティングシステムの最新バージョンを導入。iDriveオペレーティングシステムは、インフォテインメント、通信、ナビゲーション機能を制御するための直感的なインターフェイスを提供する。

ナビゲーションシステムのプロフェッショナル仕様では、ディスプレイは10.25インチの大型サイズに。音声認識システムもさらに最適化されており、音楽や電話番号を検索したり、電子メールやSMSメッセージを送信したりする際の利便性が引き上げられた。

また、BMW i の「コネクテッドドライブ」も進化。電動モビリティに特化したサービスを通じて、インテリジェントなコネクティビティを追求する。初設定のデジタルオンストリートパーキング情報検索サービスは、リアルタイムの交通情報システムとの同時使用が可能。ナビゲーションデータの定期的な自動更新は、モバイルネットワーク接続を利用したエアアップデートで行われるようになった。

「BMW コネクテッド」と「BMW コネクテッド+」に関連するすべてのデジタルサービスも、改良新型モデルでは利用可能に。SMSとライブリンクによる車の現在地の共有、関連する車内情報のパーソナライズされた表示を行う「BMW オンボード」、連絡先と住所をナビゲーションシステムに直接同期させると、顧客のスマートフォンまたはスマートウォッチへの経路指示をシームレスに転送できる。

さらに、BMWデジタルチャージングサービスを導入。これは、充電をデジタル体験に変えるもの。これにより、顧客は充電コストを最適化し、発電した太陽エネルギーを充電に利用し、スマートグリッドに統合することで収益を上げることも可能。 スマートフォンからBMWコネクテッド経由で、またはパソコンとタブレットからBMW コネクテッドドライブ・ポータル経由で、簡単に利用できるこのサービスは、BMWによると、持続可能な再生可能エネルギーの利用を促進するものになるという。

《森脇稔》

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