メルセデスベンツは9月4日、米国のスタートアップ企業の「Via」に出資し、自動運転などのオンデマンドシェアライドに最適化された車両の開発について、長期に及ぶ戦略的協力関係を締結すると発表した。
また、メルセデスベンツはViaとの間で、新たな合弁事業を立ち上げる。欧州で新たなカーシェアリングサービスを行うことも明らかにした。
メルセデスベンツは、ダイムラーモビリティサービスを通じて、Viaに5000万ドルを出資。この合弁事業を通じてメルセデスベンツは、Viaが米国ニューヨーク、シカゴ、ワシントンで展開しているオンデマンドなシャトルサービスを、欧州主要都市に導入する。
また、メルセデスベンツとViaは、ソフトウェアと車載センサー、電動パワートレインなどの分野でも、協力関係を築いてく方針。
メルセデスベンツは、「メルセデスのエンジニアリングとViaのテクノロジーを融合させることで、効率的で手頃な価格の持続可能なオンデマンドシェアライドの実現を目指していく」と説明している。