メルセデス、米ベロダインのセンサーを採用…完全自動運転車開発へ

自動車 テクノロジー ITS
メルセデスベンツの自動運転テスト車両に装着されたベロダイン社のLiDARセンサー
メルセデスベンツの自動運転テスト車両に装着されたベロダイン社のLiDARセンサー 全 1 枚 拡大写真

米国に本拠を置くベロダインLiDAR社は9月12日、メルセデスベンツから完全自動運転車の開発のためのセンサーを受注した、と発表した。

ベロダインLiDAR社は1983年に設立。米国カリフォルニア州シリコンバレーに本拠を置き、車両の周囲の物体を検知するセンサー、「LiDAR」などを手がける。2005年には、世界初の3DリアルタイムLiDARセンサーを発明して、特許を取得。自動運転車の中核となるセンサー技術を開発している。

今回、メルセデスベンツは、完全自動運転車の開発を進めるにあたり、重要サプライヤーとしてベロダインLiDAR社を選定。同社はメルセデスベンツに、「VLP-32C Ultra Puck」センサーを納入していく。

メルセデスベンツは自動運転を実現するために、異なる複数のセンサーを統合したシステムを開発中。これに、ベロダインLiDARのセンサーが含まれるようになる。各種センサーのデータを組み合わせた状況分析を継続的に行う予定。自動運転車が、安全な軌道を確実に走行できるようにすることを目指す。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る