自工会秋季交通安全キャンペーン、歩行中の高齢者の交通事故防止に重点

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日本自動車工業会は、9月21日から12月31日までの間、秋の全国交通安全運動と連動して「自工会2017年秋季交通安全キャンペーン」を実施する。

秋季交通安全キャンペーンでは、引き続き「高齢者の歩行中の交通死亡事故抑止」を重点として展開する。

ドライバー向けテーマは「夕方早めのヘッドライト点灯・上向き点灯(対向車や先行車がいない状況等におけるハイビームの活用)促進」。秋から年末にかけて夕暮れ時の高齢者の歩行中の交通事故死者が増加することなどから、ドライバーに夕方早めのヘッドライト点灯と対向車や先行車がいない状況での上向き点灯を呼び掛ける。

また、高齢運転者による重大事故が発生していることを踏まえ、自動ブレーキやペダル踏み間違い時加速抑制装置を搭載した「安全運転サポート車」(セーフティ・サポートカーS)の普及啓発に取り組む。

高齢歩行者向けテーマは「夕暮れ時の道路横断への注意喚起・反射材の着用促進」。高齢の歩行者に対し夕暮れ時から夜間に道路を横断する際は交通ルールを守り、安全を確認するとともに、反射材を着用するよう呼び掛ける。

二輪車ライダーと同乗者向けテーマは「ヘルメットの正しい着用促進」。2016年の二輪車乗車中事故死者684人の損傷主部位の41.8%が頭部となっている。また、ヘルメットを着用していた死者662人のうち約30%の195人が事故時にヘルメットが脱落していることから、あごひもをしっかり締める「ヘルメットの正しい着用」を呼び掛ける。

《レスポンス編集部》

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