銀座にオープンしたかった…ランボルギーニ コレクションのオフィシャル店

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COLLEZIONE AUTOMOBILI LAMBORGHINI GINZA
COLLEZIONE AUTOMOBILI LAMBORGHINI GINZA 全 16 枚 拡大写真

9月23日より2018年1月28日までの期間限定で、ランボルギーニのアパレルを扱う、COLLEZIONE AUTOMOBILI LAMBORGHINI GINZA(コレツィオーネ アウトモビリ ランボルギーニ ギンザ)が東京は銀座にオープン。ランボルギーニのアパレルを専門に取り扱う日本第1号店だ。

◇今後は常設店舗や百貨店展開も視野に

同店舗の運営を担当するのはモトーリモーダだ。同社は東京銀座8丁目にあるモトーリモーダ銀座店をはじめ国内で8店舗のショップを経営している。主にクルマやバイクに関連するアパレルの輸入販売を行なっており、今回、ランボルギーニのアパレルコレクションの輸入販売を、日本国内において展開することになった。

同社代表の岡林道則氏は、「ランボルギーニは子供の時からの憧れのブランド。今回ランボルギーニのアパレルコレクションを銀座のお店で販売できることはとても嬉しい」と喜びを語る。

この店舗は期間限定でオープンするが、その後、「都内中心地で、改めてランボルギーニのアパレルコレクション常設店の店舗展開を考えている。また、直営店のみならず百貨店などの分野でも展開していきたい」と岡林氏。

現在ランボルギーニの販売状況は、世界的に好調であることを踏まえ、「我々もアパレルという分野ではあるが、ランボルギーニのブランド及び販売に少しでも貢献できればと思っている」とした。

今回オープンしたショップには、Tシャツ、ポロシャツ、セーター、レザージャケット、デニム、バッグ、小物など多岐にわたり、レディスの取り扱いもある。「イタリア本国にあるフルコレクションのおよそ50%を販売。まずはここにお店を開いて、その後日本のお客様のニーズに合った商品を拡大させていきたい」と述べた。

日本での展開にあたり、日本専用のTシャツとポロシャツが用意された。アウトモビリ・ランボルギーニアパレルコレクション担当のミゲル・スアレス氏は、「日本はランボルギーニのクルマだけではなく、コレクションにとっても、とても大事な市場。その気持ちを込めて日本専用の商品を用意した」という。

今回の日本専用商品は、「Tシャツは日本を象徴するような日の丸のデザインを与えており、また ポロシャツにおいてはTOKYOという文字に特別なゴム製の仕上げをするなど細部までこだわった作りとなっている」と語った。

◇ラグジュアリーブランドとして銀座にオープンしたかった

オープニングパーティには、ランボルギーニジャパン代表マネージングディレクターのフランチェスコ・クレシ氏も駆け付けた。「最初に銀座を訪れた時、ラグジュアリーブランドがたくさんあり、その驚きはいまでも鮮明に覚えている」と、1年前に現在の地位に就任した当時を振り返る。そして、「我々の様にラグジュアリーブランドのビジネスをしている企業にとっては、この銀座でぜひビジネスをしたいと考えていた」とし、「今回この銀座でオープンできたことは、大変素晴らしく、モトーリモーダには大変感謝している」と話す。

「いま、ランボルギーニは黄金時代を迎えている」とクレシ氏。その理由は、昨年、過去最高の売上と、全世界で3400台以上の販売台数をも達成したからだ。クレシ氏は、「我々の生産能力には限界があるので、この台数しか販売できなかったが、市場からはもっと多くの台数が求められていた」と述べる。

また、「今後の将来に関しても明るい見通しを持っている」とクレシ氏。それは2か月後に控えているニューモデルだ。「3つ目のモデルである『ウルス』をローンチする。このウルスによって、大きくゲームチェンジするだろう。ランボルギーニの今後の規模、スケールがまた新たな次元に上がっていく」とコメントした。

このランボルギーニの黄金時代に、日本市場は非常に重要な役割を担っている。いま日本はランボルギーニにとって世界で2番目に大きな市場で昨年は350台以上を販売した。クレシ氏は、「今年は400台の販売を日本で見込んでいる」と好調さをアピールし、アパレル、クルマの両面で今後の日本市場の成長へ期待をにじませた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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