エヌビディア、新開発ソフトウェア発表…自動運転車の性能向上

自動車 テクノロジー ネット
新開発の推論ソフトウェア「TensorRT 3 AI」を発表するエヌビディアのジェンスン・フアン CEO
新開発の推論ソフトウェア「TensorRT 3 AI」を発表するエヌビディアのジェンスン・フアン CEO 全 1 枚 拡大写真

エヌビディア(NVIDIA)は9月25日、自動運転車などの性能の大幅な向上とコスト削減を可能にする新開発の推論ソフトウェア、「TensorRT 3 AI」を発表した。

TensorRT 3 をエヌビディアのGPU(画像処理半導体)と組み合わせることで、画像認識や音声認識、自然言語処理、画像検索、個人に合わせたレコメンデーションなど、AI(人工知能)対応サービスのすべてのフレームワークで、超高速の効率的な推論を実行できるようになる。

同社によると、TensorRT と エヌビディアの「Tesla」GPU アクセラレータは、CPU(中央演算処理装置)よりも最大40倍の高速化を、CPUベースのソリューションの10分の1のコストで実現するという。

また、TensorRT 3 は、AIアプリケーションの運用展開を可能にするハイパフォーマンスの最適化コンパイラおよびランタイムエンジン。ハイパースケールデータセンター、組み込みまたは車載用GPUプラットフォームに対する推論用にトレーニングされたニューラルネットワークの最適化、検証、展開を迅速に行うことができる。

すでに、エヌビディアの推論プラットフォームは、1200以上の企業が採用。これらの企業には、グーグル、Facebook、マイクロソフト、Amazonなどが含まれている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  2. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  3. 「ヤリクロ超えたのでは?」スズキ『クロスビー』のフルモデルチェンジ級進化に「最近スズキすげぇな」などSNS興奮
  4. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  5. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る