メルセデスAMG ヴィジョンGT と Eクラスカブリオレ 新型が『ジャスティス・リーグ』に

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ヴィジョン・グランツーリスモ / 『ジャスティス・リーグ』 Copyright: Clay Enos/Warner Bros. Pictures; JUSTICE LEAGUE and all related characters and elements TM & (c) DC and Warner Bros. Entertainment Inc.
ヴィジョン・グランツーリスモ / 『ジャスティス・リーグ』 Copyright: Clay Enos/Warner Bros. Pictures; JUSTICE LEAGUE and all related characters and elements TM & (c) DC and Warner Bros. Entertainment Inc. 全 10 枚 拡大写真

スーパーヒーローは空を飛ぶ。光の速さで走る。海の潮の流れを操る。どこかへ行くのに乗り物は必要ない。必要ない? 本当に? スーパーヒーローが一般市民として生活する時はメルセデスべンツが好まれるようだ……。

エイリアンの来襲にスーパーヒーローたちが立ち向かう、この秋公開予定のスーパーヒーロー映画『ジャスティス・リーグ』(ワーナー・ブラザース)に、メルセデスAMG『ヴィジョン・グランツーリスモ』コンセプトやメルセデスベンツ『Eクラス・カブリオレ』新型はじめ、メルセデスが登場する。

ヴィジョン・グランツーリスモ(GT)はもともと、ゲームの「グランツーリスモ」向けにデザインされ、2013年11月のロサンゼルスモーターショーでエクステリアモデルが発表された車だ。今回の映画撮影のためにインテリアが制作された。いっぽうEクラス・カブリオレ新型はプロトタイプの1台が撮影に使用された。

メルセデスベンツは映画の封切りに合わせてTVコマーシャル、印刷媒体、屋外広告などのマーケティング・キャンペーンを展開する。さらにソーシャルメディアでの初の試みとして、インスタグラムのメルセデスベンツ公式チャネルで、DCカスタム・クリエイティブ・スタジオ制作によるデジタル漫画6編を掲載する。DCは映画原作のコミックス出版社。TVコマーシャルは6日からUS、ヨーロッパ、中国で放映が始まり、デジタル漫画第1回は20日に掲載予定だ。

ブルース・ウェインを演じるベン・アフレックは「(撮影現場では)大勢が車と写真を撮りたがったよ」と笑う。ヴィジョンGTはブルースの車として、バリー・アレン(フラッシュ)をリーグに勧誘する場面で登場する。

ヴィジョンGTのオリジナルコンセプトのクリエイターで、メルセデス・アドバンスト・デザイン部のシニア・デザイナー、クリスファー・ローズは「インテリアはなかったから、改めてデザインした。こんなことが可能になるなんて夢のプロジェクトだ」と喜ぶ。発光機能をもつ各種インテリア、レーシングシート、ダッシュボードのバーチャル表示が映画のために新たに制作された。なお撮影用の車体は、身長190cmのブルースを乗せるため、オリジナルより10%ほど拡大されたそうだ。

Eクラス・カブリオレは、ダイアナ・プリンス(ワンダーウーマン)が運転する車として劇中に登場する。ダイアナがヴィクター・ストーン(サイボーグ)に会いにいく場面だ。

ダイアナ役のガル・ガドットは「我々がほんとうに存在すると思わせるために、みんなに知られた何かを登場させる必要があった。メルセデスを知らない人っている?」と説明する。そして新型Eクラス・カブリオレについて「エレガントでそんな派手でなく、とてもシックで実用的。パワーがある」と評価する。

「撮影が終わったらもらえるかしら?」とスタッフに尋ねていたが、入手できたか不明だ。

《高木啓》

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