ボルボとは違う? 高級PHEVクーペ「ポールスター1」のデザイン[写真蔵]

自動車 ニューモデル 新型車
ポールスター1
ポールスター1 全 64 枚 拡大写真

ボルボ傘下のEVブランド「ポールスター」は、2019年に市販を予定しているブランド第1号車となる高級プラグインハイブリッド車『ポールスター1(ワン)』を17日に世界初公開した。世界各国から400人ものメディア関係者が詰めかけた中国・上海でのローンチイベント会場から、ポールスター1の姿、その詳細をお届けする。

ポールスター1は、2+2シートのレイアウトを持つオーセンティックな大型2ドアクーペだ。ボルボと共用する「SPA」アーキテクチャーを用いながらも50%をポールスターオリジナルとし、ボディはすべてカーボンファイバーを採用。230kgの軽量化を実現しバッテリー搭載による重量増を抑えるとともに、グランドツーリングカーとしての性能を高めた。

デザインは、その佇まい、ディティールともにボルボの面影を色濃く残している。エクステリアではヘッドライトの“トールハンマー”LEDや、リアのコンビネーションランプ、インテリアでは大型ディスプレイを中心にウッドを有機的に配した特徴的なレイアウトなど、さながら「S90クーペ」と言ったところ。ポールスターのCEO、トーマス・インゲンラート氏は現在のボルボデザインの立役者である、と言えば納得が行くか。

ルーフは全面ガラスになっており開放感は抜群。フロントガラスに近い部分には、ポールスターエンブレムが配されており、小洒落たアクセントになっている。

肝心のパワートレインは、ポールスターが「エレクトリック・パフォーマンス・ハイブリッド」と呼ぶプラグインハイブリッドシステムを搭載。大容量電池とモーターの組み合わせにより、最高出力600hp、最大トルク1000Nmという凄まじいハイパワーの持ち主ながら、モーターのみで最長150kmを走行することが可能。ボルボ曰く、現存のハイブリッド車の中で最長のEV航続距離だという。

走りを支えるのは、オーリンズとの共同開発による「CESi」と呼ばれる電子サスペンションと、曙ブレーキとの共同開発によるブレーキシステムだ。
レーシングチームに端を発するポールスターは、2015年7月にボルボカーズの傘下に…

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  2. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  3. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  4. トヨタ ランドクルーザー250 をモデリスタがカスタム…都会派もアウトドア派も
  5. 日産はなぜ全固体電池にこだわるのか? 8月にも横浜工場でパイロットプラントを稼働
  6. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  7. <新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”をちょっと触って、聴こえ方を変える!
  8. 一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
  9. アルファロメオ『ジュニア』がミラノ・デザインウィーク2024に登場
  10. [カーオーディオ 逸品探究]アルパインの自信作、「Xプレミアムサウンドスピーカー」の実力は…
ランキングをもっと見る