自動運転のオートリブ、営業利益は17%減 第3四半期決算

自動車 ビジネス 企業動向
オートリブの自動運転技術の開発車両
オートリブの自動運転技術の開発車両 全 1 枚 拡大写真

スウェーデンに本社を置く自動車安全システムサプライヤーで、自動運転技術も手がけるオートリブは10月26日、2017年第3四半期(7~9月)の決算を公表した。

同社の発表によると、売上高は25億0040万ドル(約2855億円)。前年同期の24億6130万ドルに対して、1.6%増加した。

一方、第3四半期の営業利益は、1億5870万ドル(約181億円)。前年同期の1億9110万ドルに対して、17%の減益となった。

減益の要因は、本業のパッシブセーフティ部門。第3四半期の同部門の業績は、売上高が前年同期比2.8%増の19億5240万ドル。しかし、営業利益は1億6170万ドルにとどまり、前年同期の1億9080万ドルに対して、15.3%の減益となった。

そんな中、第3四半期には、エアバッグが新型ホンダ『アコード』や三菱『エクリプスクロス』、新型フォルクスワーゲン『ポロ』、シトロエン『C6エアクロス』などに、新たに採用。新型ポルシェ『カイエン』にはシートベルトやナイトビジョン用カメラ、新型ホンダ『N-BOX』にはブレーキやシートベルトプリテンショナー、助手席エアバッグを納入している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る