スバル、登録車販売28.5%増の6万8647台で新記録達成 2017年度上半期

自動車 ビジネス 企業動向
スバル・インプレッサ新型
スバル・インプレッサ新型 全 2 枚 拡大写真

SUBARU(スバル)は10月30日、9月および2017年度上半期(4~9月)の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表した。

●国内販売、12か月連続プラス 9月

9月の世界生産台数は前年同月比2.9%減の9万2309台と、3か月連続のマイナスとなった。国内生産は同3.4%減の6万2404台で2か月ぶりのマイナス。国内向け『レヴォーグ』などが増加したが、北米向け『インプレッサ』生産を米国に移管したこと等により微減となった。海外生産も同1.9%減の2万9905台で3か月連続のマイナス。2016年7月からの増産の結果、米国での『アウトバック』の在庫不足が落ち着いてきたこと等により、若干の減少となった。

国内販売は同13.5%増の1万6475台で、12か月連続のプラス。登録車はXVやレヴォーグ、『WRX S4』など新型車が好調で同19.0%増の1万3266台と9か月連続のプラス。軽自動車は『ステラ』の減少などにより、同4.7%減の3209台で3か月連続のマイナスとなった。

輸出は同5.9%減の4万8804台と2か月ぶりのマイナス。北米、欧州向けを中心に減少した。

●インプレッサ生産移管で輸出が6年ぶりのマイナス 2017年度上半期

2017年度上半期の世界生産は前年同期比4.5%増の52万5099台と、6年連続で上半期過去最高の台数を更新した。

国内生産は北米向けインプレッサ生産を米国に移管したことなどにより、同2.4%減の34万6153台で6年ぶりのマイナスとなったが、海外生産は2016年11月からのインプレッサの生産開始が寄与し、同21.2%増の17万8946台。上半期過去最高記録の大幅増で4年連続のプラスとなった。

国内販売は、同21.3%増の8万4457台で2年連続のプラスだった。軽自動車は同2.5%減の1万5810台だったが、登録車はXVやレヴォーグ、WRX S4が好調で、同28.5%増の6万8647台。年度上半期新記録を達成した。

輸出は北米向けインプレッサの生産を米国に移管したことなどから、同5.7%減の27万1302台と、6年ぶりの前年割れとなった。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る