VWとグーグル、量子コンピューターで提携…EV用バッテリーやAI研究へ

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VWとグーグルの量子コンピューターを使った渋滞解消研究のイメージ
VWとグーグルの量子コンピューターを使った渋滞解消研究のイメージ 全 1 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループは11月7日、ポルトガルのリスボンで開催中の「ウェブサミット2017」において、グーグル(Google)と量子コンピューターの分野で提携を結ぶと発表した。

「ウェブサミット」は、世界最大規模の技術カンファレンス。今年は160以上の国から、6万人以上の来場者が訪れる見通し。

量子コンピューターは、次世代の高速コンピューター。従来のスーパーコンピューターよりも非常に速く、非常に複雑なタスクを解決することができる。

フォルクスワーゲングループはグーグルと提携し、量子コンピューターの3つの分野で、開発を促進していく方針。ひとつは次世代EV用の高性能バッテリー構造の研究。2つ目は、渋滞解消への利用。3つ目が新しい機械学習プロセスによる人工知能(AI)の研究。

フォルクスワーゲングループのマーティン・ホフマンCIO(チーフ・インフォメーション・オフィサー)は、「量子コンピューティング技術が、新しい次元を開く。グーグルとの協力により、目標に向けて大きな一歩を踏み出した」と述べている。

《森脇稔》

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