VWとグーグル、量子コンピューターで提携…EV用バッテリーやAI研究へ
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「ウェブサミット」は、世界最大規模の技術カンファレンス。今年は160以上の国から、6万人以上の来場者が訪れる見通し。
量子コンピューターは、次世代の高速コンピューター。従来のスーパーコンピューターよりも非常に速く、非常に複雑なタスクを解決することができる。
フォルクスワーゲングループはグーグルと提携し、量子コンピューターの3つの分野で、開発を促進していく方針。ひとつは次世代EV用の高性能バッテリー構造の研究。2つ目は、渋滞解消への利用。3つ目が新しい機械学習プロセスによる人工知能(AI)の研究。
フォルクスワーゲングループのマーティン・ホフマンCIO(チーフ・インフォメーション・オフィサー)は、「量子コンピューティング技術が、新しい次元を開く。グーグルとの協力により、目標に向けて大きな一歩を踏み出した」と述べている。
《森脇稔》