VWとグーグル、量子コンピューターで提携…EV用バッテリーやAI研究へ

自動車 ビジネス 企業動向
VWとグーグルの量子コンピューターを使った渋滞解消研究のイメージ
VWとグーグルの量子コンピューターを使った渋滞解消研究のイメージ 全 1 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループは11月7日、ポルトガルのリスボンで開催中の「ウェブサミット2017」において、グーグル(Google)と量子コンピューターの分野で提携を結ぶと発表した。

「ウェブサミット」は、世界最大規模の技術カンファレンス。今年は160以上の国から、6万人以上の来場者が訪れる見通し。

量子コンピューターは、次世代の高速コンピューター。従来のスーパーコンピューターよりも非常に速く、非常に複雑なタスクを解決することができる。

フォルクスワーゲングループはグーグルと提携し、量子コンピューターの3つの分野で、開発を促進していく方針。ひとつは次世代EV用の高性能バッテリー構造の研究。2つ目は、渋滞解消への利用。3つ目が新しい機械学習プロセスによる人工知能(AI)の研究。

フォルクスワーゲングループのマーティン・ホフマンCIO(チーフ・インフォメーション・オフィサー)は、「量子コンピューティング技術が、新しい次元を開く。グーグルとの協力により、目標に向けて大きな一歩を踏み出した」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  5. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る