トラック輸送から海運へのモーダルシフトを加速へ…2020年度に367億トンに向けて関係者が協議

自動車 社会 行政
(イメージ)
(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、トラック輸送から海運へのモーダルシフトを推進するため、関係者間での議論を開始すると発表した。

国内物流の9割を占めるトラック輸送を海運へ移行するモーダルシフトについては、「交通政策基本計画」に2020年度までに海運へのモーダルシフト貨物を2012年度比10%増の367億トンキロとする目標が掲げられている。ただ、現状では荷主企業における海上輸送に対する認知・理解が広がっておらず、運航情報など、必要な情報も利用しにくい。

「内航未来創造プラン」では、荷主企業や物流事業者の一層の理解・協力促進、海運を利用しやすい環境を整備し、海運モーダルシフトを推進することとしている。

このため、今回RORO船、コンテナ船、フェリー事業者のほか、利用運送事業者、トラック事業者、荷主企業、行政などで構成する「海運モーダルシフト推進協議会」を開催し、関係者間で連携強化を図るとともに、海運へのモーダルシフトを推進する具体的な取り組みについて議論することにした。

1回目の会議を11月20日に開催し、当面の取り組みとしてモーダルシフト船の運航情報など、一括情報検索システム案や、海運モーダルシフト大賞(仮称)制度の創設などを検討する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  3. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  4. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  5. 東京外環道、千葉県内の4つのインターチェンジがETC専用に…9月2日から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る