BMW M5 新型、量産第一号車がラインオフ…歴代最強の600hp

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BMW M5 新型の量産第一号車がラインオフ
BMW M5 新型の量産第一号車がラインオフ 全 4 枚 拡大写真

BMWグループは12月1日、新型『M5』の量産第一号車が、ドイツ・バイエルン州のディンゴルフィング工場からラインオフした、と発表した。

新型M5は、6世代目モデル。新型『5シリーズセダン』をベースに開発された。歴代M5として初めて、駆動方式を4WD化したのが、大きな特徴となる。通常状態ではFR(2WD)を基本にしながら、路面状況や走行状態に応じて、4WDに変化する。4WDシステムは「M xDrive」と呼ばれ、DSCをオフにした場合、走行モードは4WD、4WDスポーツ、2WDの3種類が選択可能。

エンジンは、最新世代の4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボ。先代よりも高回転志向となっており、新開発のターボチャージャーなどにより、パワーとトルクが引き上げられた。歴代最強のスペックは、最大出力600hp/5600~6700rpm、最大トルク76.5kgm/1800~5600rpmを獲得する。

トランスミッションは8速の「Mステップトロニック」。新型M5の動力性能は、0~100km/h加速が3.4秒、最高速が250km/h(リミッター作動)。オプションのMドライバーパッケージでは、リミッターが解除され、最高速は305km/hに到達する。

12月1日、新型M5の量産第一号車が、ドイツ・バイエルン州のディンゴルフィング工場からラインオフ。スナッパーロックブルーのボディカラーをまとった1台が、顧客に向けて出荷されている。

《森脇稔》

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