高級フレンチレストランが「動くレストラン」のメニューを監修 肥薩おれんじ鉄道2018年春のダイヤ改正

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2018年3月改正では、通勤・通学時間帯を中心に、増発や運行間隔の調整、編成増強が行なわれる肥薩おれんじ鉄道。
2018年3月改正では、通勤・通学時間帯を中心に、増発や運行間隔の調整、編成増強が行なわれる肥薩おれんじ鉄道。 全 1 枚 拡大写真

八代(やつしろ)駅(熊本県八代市)と川内(せんだい)駅(鹿児島県薩摩川内市)を結ぶ肥薩おれんじ鉄道は12月26日、ダイヤ改正を2018年3月17日に実施すると発表した。同日に実施されるJR九州のダイヤ改正に合わせたもの。

この改正では、通勤・通学時間帯を中心に利便性の向上が図られる。このうち、朝時間帯では、6時台に八代発の下り列車を設定。夕時間帯では、18時台に設定されている川内発の上り列車2本のうち1本を19時台に繰り下げ、運行間隔を調整するほか、下り列車の出水(いずみ)駅(鹿児島県出水市)での停車時間を平均21分から7分に短縮する。

また、利用が多い八代19時台発の下り列車を1両から2両に増強、代わりに17時台発の下り列車を2両から1両に減車する。

一方、車内で、九州西海岸沿線の旬の食材を使った食事を楽しめる、動くレストラン『おれんじ食堂』では、新八代10時8分発2便の川内着時刻を繰り下げ、川内駅における九州新幹線への乗継ぎ時間を短縮する。

この2便では、2018年3月16日から1年間限定で、東京(南青山・山王)や福岡で高級フレンチレストランを展開している「ラ・ロシェル」の店主で、出水市出身の坂井宏行氏が監修する食事が提供される。

なお、2018年度からは1・4便で料理内容が見直され、出水7時55分発1便のプレミアムモーニングが9500円から4000円に、出水16時40分発4便のディナーが1万8000円から1万3000円に値下げとなる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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