パナソニックの次世代コクピットは3段階の自動運転に対応…CES 2018で初公開

自動車 テクノロジー ITS
パナソニック(CES 2018)
パナソニック(CES 2018) 全 4 枚 拡大写真

パナソニックは1月9日、米国ラスベガスで開幕したCES 2018において、3種類の次世代コックピット/キャビンシステムコンセプトを初公開した。

画像:パナソニックの次世代コックピット

3種類のうちのひとつが、「スマートデザイン コックピット」。これは、レベル2の部分自動運転を想定したもの。4つのマルチディスプレイを連動させ、ドライバーや同乗者などの操作する人に合わせて、操作画面を移動させ、手の動きを正確に感知してストレスのない操作を可能にしたジェスチャーコントロールを実現。内装は、樹脂製の特殊インテリア素材を使用し、プラスチックでも木材、金属、皮革などのプレミアム素材の質感を追求する。

また、「スマートビジョン コックピット」は、レベル3の条件付き自動運転を想定して開発。自動運転モードでも、「わくわくするドライブ」をコンセプトに、パノラマ風景が楽しめるコックピットシステムを採用。運転モードと自動運転モードの切り替えで、超ワイドディスプレイと大画面ヘッドアップディスプレイ、ドライバーモニタリングシステムを活用し安全で楽しいドライブ空間を演出するという。

さらに、「次世代モビリティ キャビン」は、レベル5の完全自動運転を想定。ラグジュアリー&モダンな質感の高いリビング空間を車で再現し、「リビングルーム」「ビジネス」「リラックス」「エンターテインメント」の4つのスタイルで次世代の移動空間を提案している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る