東洋ゴムとGLM、EV向け足回りモジュールを共同開発

エコカー EV
GLMのトミーカイラZZのプラットフォーム(参考画像)
GLMのトミーカイラZZのプラットフォーム(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

東洋ゴム工業は、EV(電気自動車)ベンチャーのGLMとEV車両向け足回りモジュール(複合部品)を共同開発することで合意したと発表した。

東洋ゴムはグローバルでEVシフトが鮮明になっている中、EVのノウハウを持つGLMとの協業でEV関連事業に参画し、将来に備える。

共同開発する主要部品は、「フラットライドを実現するエア式のアクティブサスペンション」。東洋ゴムは、GLMからアクティブサスペンションや足回り機構、車全体の要素技術などの情報や総合的なノウハウの提供を受けながら、エアサスサスペンションに電子制御技術を組み込んで応用した次世代型のアクティブサスペンションを共同開発する。2020年中の製品化を目指す。

EVは、高い次元の静粛性、路面やモーターなどといった振動源から発する振動を制御する減衰性などの機能や性能が求められる。東洋ゴムは手がけている自動車用ゴム部品でこれらのニーズに対応する。

東洋ゴムでは、GLMとEV向け製品モジュールを共同開発することは、未来のモビリティに向けて事業の可能性を拡げるものとしている。GLMとの協業で、静粛性が高いなど、EVが持つ固有の技術課題解決に特化した足回りモジュールのトータル設計やパッケージ化を経験することで、付加価値の高い提案のできるサプライヤーを目指す構え。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  4. 日産、2025年の「NISMO Festival」中止…「例年通りの開催が難しいと判断」
  5. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る