米国のReviver Auto社は、米国で開催中のデトロイトモーターショー2018において、世界初のデジタルナンバープレートを2018年内に実用化すると発表した。
Reviver Auto社は、米国のスタートアップ企業。米国で過去125年間に渡って使用されているナンバープレートを、デジタル化する取り組みを進めてきた。
今回、同社はデトロイトモーターショー2018において、世界初のデジタルナンバープレートを2018年内に実用化すると発表。カリフォルニア州のフォードモーターの大手ディーラーが、最初にこのデジタルナンバープレートを導入する予定で、2018年内に10万枚の普及を目指す。
デジタルナンバープレートは、「RPlate Pro」と命名。「RConnect」と名付けられた通信機能を備える。これにより、書類などが面倒な手続きが必要なナンバープレートの更新が、簡単に行える。さらに、「飲酒運転をしない」など、当局承認のメッセージを、ナンバープレートに表示することができる。
すでにデジタルナンバープレートは、カリフォルニア州とアリゾナ州が試験的に導入。テキサス州とフロリダ州では、法律で使用が認められており、同社はこの動きが全米の多くの州に拡大する、としている。