フィアット・クライスラー世界販売、0.4%増の474万台 2017年

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欧米の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は、2017年の世界新車販売(出荷ベース)の結果を公表した。総販売台数は474万台。前年比は0.4%のプラスだった。

市場別実績は、北米が240万1000台にとどまり、前年比は7.2%減。米国での市場シェアも11.7%と、0.9ポイント低下した。レンタカー会社向け販売が減少した影響が出る。

南米は52万1000台を出荷し、前年比は14.3%のプラスと2桁の伸び率。ただし、ブラジルでの市場シェアは17.5%と、0.6ポイント低下した。

アジア太平洋地域は、29万台を出荷。前年比は24.5%増と増えた。中国がジープブランドの好調により、牽引役を果たす。

欧州および中東、アフリカは、136万5000台を出荷。前年比は4.5%増だった。このうち、欧州乗用車市場では市場シェアを0.1ポイント伸ばし、6.6%を獲得。ジープ『コンパス』やアルファロメオ『ステルヴィオ』などのSUVと、フィアット『ティーポ』シリーズが支持されている。

《森脇稔》

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