F1開幕前の衝撃、「グリッドガール」廃止で気になる観客動員数[新聞ウォッチ]

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グリッドガール (c) Getty Images
グリッドガール (c) Getty Images 全 3 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2018年2月2日付

●都心また大雪の恐れ(朝日・1面)

●原油日量1000万バレル、米47年ぶり大台、世界的好況で需要増(朝日・9面)

●1月の新車販売4カ月連続で減、前年比(朝日・11面)

●マツダ16万台リコール(毎日・24面)

●米、利上げ加速論にじむ、資産高・低物価が難題、パウエルFRB 3日始動(日経・3面)

●売上高・営業益とも最高、前期、ダイムラー、車販売増加(日経・13面)

●動物実験問題で幹部を停職処分、ダイムラーとBMW(日経・13面)

●音声で点検結果を自動記録、ダイハツ工業(日経・15面)

ひとくちコメント

鼻の下を長く伸ばしているモータースポーツファンにとっては衝撃的なニュースかも知れない。国際自動車連盟が主催する自動車レース「F1」(フォーミュラ1)から“レースクイーン”の姿が消えるという。

今年3月に、オーストラリアで開幕するF1レースから、コース上でプラカードなどを掲げ、日本ではレースクイーンとも呼ばれる「グリッドガール」の起用を廃止することを、主催者側が公式サイトで発表、2月1日付の読売夕刊なども取り上げていた。

記事によると、運営責任者が「現代の社会規範を逸脱している」として中止を決めたそうだ。背景には、グリッドカールは、肌が露出した過激な衣装で注目を集めることが多かったが、レースでのプロモーション活動に華を添える一方で、「女性蔑視を助長する」との批判にもさらされてきたという。米ハリウッドの映画界でもセクハラ問題が相次ぎ告発される中で、モータースポーツのF1にも飛び火した格好だ。

もっとも、女性が華を添えるといえば、モーターショーなどのイベントのコンパニオンやスポーツ競技にチームの応援席などで華麗なパフォーマンスを演じる「チアガール」などの是非も問われそうだが、仮に中止となれば、観客の動員数に影響を与えるる可能性もある。地盤沈下が激しいF1にしてもグリッドガールの廃止でさらに足を引っ張られないか心配だ。

《福田俊之》

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