無人の自動運転車が公道を走る、ボッシュが走行テスト開始へ 2018年内

自動車 テクノロジー ITS
ボッシュの無人の自動運転車の公道走行イメージ
ボッシュの無人の自動運転車の公道走行イメージ 全 1 枚 拡大写真

ボッシュは2018年内に、無人の自動運転車の試作車両による公道走行テストを開始すると発表した。

ボッシュはダイムラーと提携して2020年代の初頭、市街地の道路において、ドライバーレスの完全自動運転車を実用化する計画。2018年内に開始予定の無人の自動運転車の試作車両による公道試験は、そのためのテストとなる。

都市部を走行する完全自動運転車、つまりドライバーレスな車が普及することで、ボッシュとダイムラーは市街地の交通状況の改善、交通面での安全性の向上に貢献するだけでなく、未来のモビリティにとって重要な要素を提供したいと考えているという。

ボッシュはこの技術が実現すれば、カーシェアリングの長所がさらに増すことになると見込む。また、車内で過ごす時間を有効活用できるようになるだけでなく、運転免許を保持していない人が移動する新たな手段を切り開くことにもつながると予想する。

このプロジェクトは、どのような車が都市部での完全自動運転を実現できるかという考察を元に、自動運転を可能とするシステムの量産化を整えるのが狙い。背景には、ドライバーが車のもとへ行くのではなく、車がドライバーのもとへ来る、という考えがあるという。市街地のあらかじめ決められた範囲内では、スマートフォンを使ったカーシェアリングや、自動運転タクシーを予約し、目的地に向かうことが可能になる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  3. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  4. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  5. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  6. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  7. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  8. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  9. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  10. ホンダが新型EVの『e:NP2』を中国で発売…北京モーターショー2024にも展示
ランキングをもっと見る