ニュー・ストラトス を限定生産へ…フェラーリ・ベースのワンオフから

自動車 ニューモデル 新型車
ニュー・ストラトス
ニュー・ストラトス 全 3 枚 拡大写真
イタリアのManifattura Automobili Torino(MAT)は、『ニュー・ストラトス』を限定モデルとして生産する計画を発表した。

ニュー・ストラトスは、1970年代のWRC(世界ラリー選手権)で大活躍したランチア『ストラトス』の復刻モデルとして、2010年に1台のみを生産。オーダーしたのは、Michale Stoschek氏。ドイツ大手部品メーカー、Brose社のオーナー兼CEOを務め、自らもラリーに参戦するほどのモータースポーツファン。その趣味が高じて、ニュー・ストラトスは1台のみが生産された。

デザインと組み立ては、ピニンファリーナが担当(オリジナルはベルトーネだった)。エンジンやシャシーは、フェラーリ『F430スクーデリア』がベースとなっており、ミッドシップに搭載される4.3リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、最大出力510psを発生する。

このエンジンは9000rpmという高回転域まで許容し、最高速は360km/hに到達。ボディはカーボンファイバー製で、前後重量配分は50対50と理想的なバランスが追求された。

今回、イタリアのMATは、ニュー・ストラトスを限定モデルとして生産する計画を発表。2010年のワンオフモデルと基本的に同じものを、少量限定生産する計画を掲げている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  4. 【ジープ レネゲード eハイブリッド 新型試乗】レネゲード、ここにいよいよ極まれり…島崎七生人
  5. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る