マクラーレンオートモーティブは3月6日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2018において、マクラーレン『720S』の最新仕様「MSO」を発表した。
マクラーレン720Sは、『650S』の後継車。マクラーレンの「スーパーシリーズ」の2世代目モデルになる。パワートレインは、「M840T」と呼ばれる新開発の4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジン。最大出力は720ps/7500rpm、最大トルクは78.5kgm/5500rpmを引き出す。トランスミッションは7速SSG。720Sは0~100km/h加速2.9秒、最高速341km/hと、世界屈指の性能を備えている。
MSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)は、マクラーレンのビスポーク部門。ジュネーブモーターショー2018で初公開された720Sの最新MSOモデルでは、車体をアトランティックブルーで塗装。ダークパラジウム仕上げや、グロス仕上げのビジュアルカーボンファイバー、ジルコンによるウィンドウ周囲の仕上げが施された。
インテリアは、サドルタンレザー使用し、ボディカラーとのコントラストを強調。コックピットはカーボンブラックのレザーとグレーのアルカンターラを採用する。
コネクティビティも追求。サーキットでの走りを楽しめるように、「マクラーレン・トラック・テレメトリー」とカメラシステムを搭載。センサーとカメラによる360度パークアシストシステムも採用している。