無人運転で迎えに来る電動SUV、日産 IMx KURO…ジュネーブモーターショー2018

自動車 ニューモデル モーターショー
日産 IMx KURO(ジュネーブモーターショー2018)
日産 IMx KURO(ジュネーブモーターショー2018) 全 11 枚 拡大写真

日産自動車の欧州法人、欧州日産はスイスで開幕したジュネーブモーターショー2018で初公開した『IMx KURO』に、車が社会インフラの一部となる「ニッサン インテリジェント インテグレーション」を導入すると発表した。

同車は、日産が東京モーターショー2017でワールドプレミアした電動SUVコンセプトカー、『IMx』の進化版。「黒」をテーマに、ブラック仕上げのトリムとホイール、ダークグレーのボディカラーを採用。グリルもよりソリッドなデザインに変更した。

このIMx KUROには、車が社会インフラの一部となる「ニッサン インテリジェント インテグレーション」を導入。IMx KUROはこれまで以上に、社会インフラとしての価値を持つ車に位置付けられる。

例えば、自動運転で空港に向かい、到着後は無人運転で駐車場を探して駐車。オーナーが空港に戻る日時に合わせて無人運転で迎えに来る、というような車の使い方を可能にするという。

また、駐車している間はIMx KUROの大容量バッテリーを活用。従来のVehicle to Home(V2H)やVehicle to Building(V2B)だけでなく、Virtual Power Plant(VPP:仮想発電所)の一端を担い、スマートなエネルギーマネジメントに貢献。このような新しい車の使い方は、「シームレス オートノマス モビリティ(SAM)」などのコネクテッドカー技術の進歩や、バッテリーの大容量化によって可能になった、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る