日産 アルティマ 新型、先進運転支援が充実…ニューヨークモーターショー2018

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日産 アルティマ 新型(ニューヨークモーターショー2018)
日産 アルティマ 新型(ニューヨークモーターショー2018) 全 10 枚 拡大写真

日産自動車の米国法人、北米日産は3月28日、米国で開幕したニューヨークモーターショー2018で初公開した新型『アルティマ』に、最新の先進運転支援システム(ADAS)を搭載すると発表した。

アルティマは日産の米国市場における主力ミドルセダン。日本市場には、『ティアナ』として導入されている。ニューヨークモーターショー2018で初公開された新型アルティマは、6世代目モデル。

この新型アルティマに搭載されるのが、最新の先進運転支援システム(ADAS)。後退時に車両後方の静止した物体を検知し、必要に応じて自動でブレーキを作動させて衝突防止を支援する「リアオートマチックブレーキ(RR-AB)」を採用した。このシステムは、低速での後退時に物体を検知すると、表示と警告音でドライバーに警告。それでもドライバーのブレーキ操作が不十分な場合や、衝突するリスクがあると判断した場合には再度、表示と警告音を発し、より強いブレーキを作動させる。

また、「トラフィックサインレコグイニション」は、ルームミラー前方のフロントウインドウに装着されたカメラが、制限速度標識を検知。ナビゲーションシステムのデータと組み合わせ、直近の道路の制限速度を「アドバンストドライブアシストディスプレイ」に表示し、ドライバーに注意を促す。

この他、「オートマチックエマージェンシーブレーキ(AEB)」、「インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)」、「後側方車両検知警報(BSW)」、「インテリジェントクルーズコントロール(ICC)」、「後退時車両検知警報(RCTA)」、「歩行者検知機能付きエマージェンシーブレーキ」、「車線逸脱警報(LDW)」、「ハイビームアシスト(HBA)」、「インテリジェント アラウンドビューモニター(I-AVM)」などが用意されている。

《森脇稔》

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