目指せ事故ゼロ「おやこじてんしゃプロジェクト」開設

自動車 ニューモデル モビリティ
おやこじてんしゃプロジェクト
おやこじてんしゃプロジェクト 全 8 枚 拡大写真

 おやこじてんしゃプロジェクトは2018年4月、子ども乗せ自転車の乗り方と交通ルールが学べるWebサイト「おやこじてんしゃプロジェクト」を開設した。勉強会や試乗会などの情報発信やユーザーをつなげるコミュニティーなども紹介する。

【画像全8枚】

 おやこじてんしゃプロジェクトは、2015年にスタートした子ども乗せ自転車の安全運転を啓発する草の根運動。2017年より、自転車用チャイルドシートメーカーであるオージーケー技研と起業ママ全国コミュニティPowerWomenプロジェクトの共同事業として、全国で「おやこじてんしゃ勉強会」を実施している。

 Webサイト開設の背景には、自転車の対歩行者事故件数の増加やそれに伴うヘルメット着用・自動車保険加入の義務化に向けた動きがある。おやこじてんしゃプロジェクトは、自転車事故を「ゼロ」にすることを目指し、Webサイトを通じてすべての親に自転車について学ぶ機会を提供する。

 おやこじてんしゃプロジェクトが実施する「Web講座」では、選び方・乗り方・ルール&マナー・ヒヤリハット体験談の4つのカテゴリーに分けて学習資料を提供している。より実践的に学びたい人や実際におやこじてんしゃに触れたい人向けに、全国の「おやこじてんしゃ勉強会」や試乗会の情報も掲載。おやこじてんしゃユーザーに多い1歳から3歳までの子どもや保護者が、地域や地域の人とつながれる場所や機会を提供するコミュニティーの紹介も行っている。

 2018年4月10日には、子どもを乗せて自転車を運転することに不安を持つ母親を対象に勉強会と座談会を実施した。今後もユーザーの意見を取り入れながら、よりわかりやすい勉強会を開催し、Webサイトでも発信していくという。5月から6月にかけては、全国各地で「おやこじてんしゃ勉強会」を開催するアンバサダーを養成する講座の実施も予定している。

 おやこじてんしゃプロジェクトでは、連携を希望する自転車関連企業や自治体の募集も行っている。詳細はWebサイトからプロジェクト事務局へ問合せが必要。

《桑田あや》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  2. 60fpsの超滑らか映像、“全部入り”純正ミラー交換型デジタルルームミラーが登場
  3. 次期『Sクラス』はこの顔? メルセデスベンツ『ビジョン・アイコニック』発表…大型2ドアクーペ提案
  4. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る