札幌市電のループ化事業が「国際交通安全学会賞」を受賞…歩道脇を走る方式を評価

鉄道 行政
歩道脇を走るサイドリザベーション方式の特徴を発揮している、西4丁目~すすきの間の中間にある「狸小路」停留場。
歩道脇を走るサイドリザベーション方式の特徴を発揮している、西4丁目~すすきの間の中間にある「狸小路」停留場。 全 1 枚 拡大写真

札幌市交通局は4月20日、札幌市電のループ化事業が2017年度の「国際交通安全学会賞」(業績部門)を受賞したことを明らかにした。4月13日に東京都千代田区の経団連会館で贈呈式が行なわれた。

国際交通安全学会とは「理想的な交通社会の実現に寄与する」目的で、1974年に本田技研工業の創始者である本田宗一郎氏・藤澤武夫氏(ともに故人)と、本田技研工業の基金により設立された。

その学会賞は、「理想的な交通社会の実現に関する研究ならびにその他の活動に対して褒賞を贈呈し、もって学術の振興と健全な交通社会の育成に寄与すること」を目的に制定されており、今回で39回目となる。

札幌市電は、2015年12月に札幌市中央区内の西4丁目~すすきの間が開業し、それまでの折返し運行から、一部の便を除いて循環運行に切り換えられた。

同区間は1973年4月に廃止されていたが、その復活に際しては、電車が歩道の脇を通る「サイドリザベーション」方式を採用。合わせて、札幌中心部のまちづくりや景観性の向上に寄与したことなどが、今回の受賞のポイントになったという。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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