遠州鉄道、トヨタ自動車直営の静岡トヨタを買収

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遠州鉄道は、トヨタ自動車の100%子会社である静岡トヨタ自動車を買収することで合意したと発表した。

遠州鉄道は静岡トヨタの全株式を取得するとともに、静岡トヨタの完全子会社である静岡トヨタ物流サービスを連結子会社化する。

遠州鉄道はグループ会社にネッツトヨタ浜松、トヨタレンタリース浜松があり、静岡県西部地域を中心に自動車販売業を運営している。人口減少による市場縮小、技術革新による新たな競争相手の出現で、自動車販売業界の先行きは不透明となっている。遠州鉄道グループではこうした状況に対する対策を模索していた。

一方で、トヨタ自動車が2016年より開始した「J-ReBORN計画」に基づいて、従来の「チャネル軸」から「地域軸」主体へと体制を見直している。こうした中、静岡トヨタを、新たなグループの仲間として迎えることで、「販売店のチャネル軸を越えた、より広い視点での生産性向上、新たなモビリティサービスの提供」の取り組みが可能になると判断した。

静岡トヨタは資本金が15億円。トヨタ店を33拠点、レクサス店を2拠点、中古車専門店6拠点を展開、従業員数は725人。

遠州鉄道では6月29日に株式を取得して遠鉄グループ体制で運営していく。

《レスポンス編集部》

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