トヨタ紡織堤工場、成形天井基材の生産ラインを稼働再開 4月29日に火災

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ紡織は、4月29日に発生した火災により稼働を停止していた堤工場(愛知県豊田市)の成形天井基材生産ラインを5月7日より再開したと発表した。

トヨタ紡織堤工場では4月29日、成形天井基材の生産設備で火災が発生した。同社の調査によると、成形天井設備の分解清掃後の生産トライ中、設備の動作異常により、高温の天井基材が発生。一旦取り出し、冷却させた後、工場外の廃棄物置き場に移動させたが、このとき冷却が不十分であったために、約3.5時間後に火災が発生したという。なお、人的被害および建物および生産設備への被害はなかった。

同社では再発防止に向け、天井基材が異常高温化しないよう、設備トラブル時に、ヒーターを遮断する制御に変更するとともに、異常処置時の製品(天井基材)廃却時は、十分な冷却を確認する上で、水かけ処理後に廃棄物置き場に移動させるよう作業標準を変更。生産ラインの稼働と品質の再確認を行い、5月7日の1直目より、稼働を再開した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  4. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る