ソニー、自動運転向けセンサー事業を強化…車載センシング向けアプリにも注力
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中期経営方針では、半導体事業を重点的な成長を狙う分野に位置付け。ソニーが得意とするCMOSイメージセンサーを強化していく。ソニーのCMOSイメージセンサーは、携帯電話やカメラといったデジタルイメージング機器をはじめ、産業機器などに商品を展開している。
また最近では、CMOSイメージセンサーは、自動運転、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット化)など、今後発展が期待される領域におけるキーデバイスになりつつある。
ソニーはCCDの時代から長年培ってきたアナログの技術が競争力の源泉。イメージング市場でナンバーワンを維持することに加え、将来はセンシングでも世界ナンバーワンを目指す。スマートフォン向けのセンシングアプリケーションから事業を展開し、車載センシングなどの新しいアプリケーションを育てていく、としている。
《森脇稔》