国道脇の斜面が突然崩落、土砂とともに流されたクルマの運転者が死亡

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6日午後8時ごろ、広島県安芸太田町内の国道191号で、道路脇の斜面が崩落して走行中のクルマ少なくとも1台が巻き込まれる事故が起きた。クルマは土砂に流されて川へ転落。運転者とみられる男性1人が死亡している。

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広島県警・山県署によると、現場は安芸太田町津浪付近で片側1車線の直線区間。道路脇の斜面が幅約20mに渡って突然崩落して道路へ流れ込み、走行中のクルマ少なくとも1台がこれに巻き込まれて土砂ごと隣接して流れる太田川へ流された。

クルマは大破して水没。車内は無人だったことから地元消防が周辺の捜索を行ったところ、7日早朝に男性1人を発見。近くの病院へ収容されたが、死亡が確認された。所持品などから広島市安佐北区内に在住する58歳の男性と判明している。

現場付近では前日から雨が降っていたが、事故が起きた時間帯は止んでいたという。警察では雨で地盤が緩んでいたことが崩落につながったものとみて、周辺の斜面についても状態を調べるとともに、他に巻き込まれた車両や人がいないかどうかの確認を急いでいる。

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現場から約1km離れた地点に設置された雨量計では、6日夕方までの24時間に50mmの雨量を観測していた。24時間の積算量なので多いとはいえない状態だが、それまでに降った雨で周辺の地盤が緩んでいた可能性もあり、広島県などが安全確認を進めている。

《石田真一》

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