BMWグループは6月13~15日、中国上海市で開催されたCESアジア2018において、中国のインターネット検索最大手の百度(Baidu=バイドゥ)と提携を結ぶことで合意した、と発表した。
BMWグループは2016年12月、中国にコネクトサービスの「BMWコネクテッド」を導入。現在100万人以上のユーザーが利用している。BMWコネクテッドは、グローバルなサービス内容に加えて、中国独自サービスとして、車両の修理やメンテナンス、空港でのプレミアムサービス、バレットパーキング、支払いサービスなど、中国の顧客に合わせたサービスを提供している。
BMWコネクテッドは、アップルのiOSとグーグルのAndroidの両方のプラットフォームに対応。BMWコネクテッドはソフトウェアのアップグレードにより、中国の顧客に向けたプレミアムサービスを強化している。
今回のBMWグループと百度の提携により、車両やモバイル機器からユーザーのデジタルライフに至るまで、BMWコネクテッドのアプリケーションがさらに拡大。このサービスにより、ユーザーは音声コントロールによって車両情報にアクセスし、自宅から車両の機能を簡単に遠隔操作できるようになる。
例えば、車両の燃料残量の確認、車両のドアロック、BMWコネクテッドに保存されているモビリティ情報の検索、ドライブ前にルートと出発時刻の計画を行うことが可能。音声コントロール機能は、簡単に起動することができる、としている。