ベントレー ベンテイガ、パイクスピーク参戦マシンを発表…300kg軽量化

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ベントレー・ベンテイガのパイクスピーク参戦マシン
ベントレー・ベンテイガのパイクスピーク参戦マシン 全 3 枚 拡大写真

ベントレーは6月18日、SUVの『ベンテイガ』の「パイクスピーク国際ヒルクライム」参戦マシンを発表した。

パイクスピーク国際ヒルクライムは、米国コロラドスプリングスで1916年から開催されており、世界で最も有名なヒルクライムレース。競技は全長20kmのコースを一気に駆け上がり、タイムを競う。標高はスタート地点が2800mで、ゴール地点が4300m。標高差1500m、コーナー数156。内燃機関で駆動する車両は、ゴール付近では標高の高さに起因する酸素不足により、パワーが約30%ダウンする。

ベントレーはこのパイクスピーク国際ヒルクライムに、SUVのベンテイガで参戦する予定。ベンテイガには、6.0リットルW12気筒ツインターボ(最大出力608ps、最大トルク91.8kgm)を搭載。トランスミッションは8速AT。駆動方式は4WD。動力性能は、0~100km/h加速が4.1秒、最高速が301km/h。SUVとして、世界屈指のパフォーマンスを持つ。

なお、パイクスピーク国際ヒルクライム参戦車両は、レギュレーションの範囲内で改造を実施。ロールケージ、消火システム、バケットシート、ピレリ製タイヤを装着。内装材の取り外しにより、市販モデルに対しておよそ300kgの軽量化を実現した。

さらに、Akrapovic製のエグゾーストシステムも採用。カーボンファイバー製フロントリップスポイラー、ディフューザー、サイドスカート、リアスポイラーにより、エアロダイナミクス性能も引き上げた、としている。

《森脇稔》

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