アルピーヌ A110 新型、日本法人COO「アルピーヌ・ブランド復活の第一歩」

自動車 ニューモデル 新型車
アルピーヌA110 新型 発表会
アルピーヌA110 新型 発表会 全 12 枚 拡大写真

アルピーヌ・ジャポンは6月22日、新型ミッドシップスポーツカー『A110』の購入申し込みの受付を開始した。限定50台の販売で、価格は780万円。応募者が限定台数を上回った場合は抽選で決めるという。

アルピーヌ・ジャポンのトマ・ビルコCOOは同日、都内で開いた発表会で「アルピーヌは象徴的なフランスのスポーツカーブランド。このたび20年ぶりの復活となる。2017年のジュネーブモーターショーで新型アルピーヌA110が世界初公開された。そしてついに日本に上陸することになった。この限定車プルミエール・エディションのローンチがアルピーヌ・ブランド復活の第一歩となる」と紹介した。

プルミエール・エディションはA110発売を記念した限定モデルで、アルピーヌが創業した1955年にちなみ1955台が生産、販売され、このうちの50台が日本に割り当てられる。購入申し込みは同日からアルピーヌ・ジャポンのオフィシャルウェブサイトで受付が始まった。また翌23日からは全国に14か所あるアルピーヌ正規販売代理店でも受付を行うという。

ビルコCOOは「7月10日まで申し込みを受け付ける。購入希望者が50を上回った場合、フランス大使館で7月15日に抽選を行う」と披露。さらに「抽選になれば抽選に漏れる方もでてくるが、ご安心ください。年末までにはA110のフルレンジを日本に導入する」ことも明かした。

A110のフルレンジの詳細は今秋に公表するとしているが、アルピーヌ・ジャポンでプロダクトダイレクターを務めるフレデリック・ブレン氏によると「プルミエール・エディションに近いインテリアの『ピュア』と、ラグジュアリーなインテリアの『レジェンド』」の2タイプが導入される見通しだ。

新型A110は全長4205mm、全幅1800mm、全高1250mmというコンパクトさに加えて、車体の96%をアルミ製とし、残りはリベットと接着剤という構造などにより車体重量1110kgを実現。しかもこの重量にはプルミエール・エディション専用装備分の23kgも含んでいるという。

エンジンはターボチャーチャージャー付の直列4気筒1.8リットルをミッドシップ搭載。最高出力は252馬力だが、車体重量が1110kgしかないためパワーウェイトレシオは4.4kg/psで、ゲトラグ製の電子制御湿式7速デュアルクラッチとの組み合わせにより、0-100km/h加速4.5秒の加速性能を実現している。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  3. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る