走行中の大型トラックからタイヤが脱落、対向車に衝突

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24日午後6時30分ごろ、愛知県蒲郡市内の国道23号バイパスを走行していた大型トラックからタイヤ2本が脱落し、対向車に衝突する事故が起きた。この事故で乗用車の運転者が軽傷を負っている。

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愛知県警・蒲郡署によると、現場は蒲郡市柏原町付近で片側1車線の直線区間。大型トラックが走行していたところ、荷台部分の直下にあるタイヤ2本(ダブルタイヤ構造)が脱落。前方へ滑走するとともに、対向車線を走行してきた乗用車と衝突した。

衝突によって乗用車は小破。運転していた50歳代の男性が打撲などの軽傷を負った。トラックの運転者にケガはなく、警察では自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

警察では脱落していないタイヤの固定状況や、ボルトの劣化状況を調べるとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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最近では件数が少なく、死傷を伴い重大な事故に発展していないがゆえに大きく報じられることはなくなってきているが、タイヤの脱落事故自体は割と多く発生しているという。

金属疲労によるボルトの破断が主因とみられているが、以前から目立つ過積載による高負荷に加え、交換を怠ることによって「劣化が進んだ」というケースも目立っているようだ。

《石田真一》

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