レンジローバー/レンジローバースポーツ、PHEVモデルを初導入 1185万円より予約受注開始

自動車 ニューモデル 新型車
レンジローバー PHEV
レンジローバー PHEV 全 39 枚 拡大写真

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、『レンジローバー』および『レンジローバー スポーツ』にプラグインハイブリッド(PHEV)モデルを追加し、6月27日より予約受注を開始した。

今回、ランドローバーに初導入するPHEVシステムは、最高出力300psのガソリンエンジンと同116psの高出力モーターを併用するパラレルハイブリッド。システム全体の最高出力は404ps、最大トルクは640Nmを発揮し、0-100km/h加速はレンジローバーで6.8秒、レンジローバー スポーツで6.7秒、最高速度はそれぞれ220km/hに達する。同時に、NEDC(新欧州ドライビング・サイクル)における燃費は両モデルともに2.8リットル/100km、CO2の排出量は64g/kmに低減し、優れたパフォーマンスと高い環境性能を兼ね備えている。

PHEVシステムでは、モーターとガソリンエンジンがシームレスに切り替わり、低速域や滑りやすい路面でもスムーズなハンドリングを提供する。走行モードはパラレルハイブリッドモードとEVモードから選択可能。パラレルハイブリッドモードには、バッテリーの充電レベルが設定値以下にならないように走行する「セーブ機能」、ナビゲーションシステムに設定した目的地までの高低差データを活用し、モーターとガソリンエンジンを最適に切り替えて、エネルギー効率を高める「エネルギー最適化予測(PEO)機能」を備える。一方モーターのみで走行するEVモードでは、フル充電で航続距離は最長51kmとなる。

車両充電中は、電力をケーブルから供給することで、車両側バッテリーを消費することなく冷暖房機能を起動でき、車内に乗り込む前に快適な空間を用意できる。充電ポイントはデザインを損なわないようフロントグリルに配置。200Vの普通充電に対応する。さらに、標準装備のスマートフォン向けアプリ「リモート」を活用することで、充電状況の確認や、充電するタイミングの調整を行うことができる。

価格はレンジローバーPHEVが1508万円から2866万円、レンジローバー スポーツPHEVが1185万円から1315万円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. ウィラーエクスプレス、2026年春から高卒採用を開始…免許全額会社負担、独自のキャリアプランを発表
  3. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  4. 【ボルボ XC60 ウルトラB5 新型試乗】大胆緻密なマイチェンが証明する、ベストセラーであり続けている理由
  5. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る