コンチネンタル、半導体ベースの車向けライト開発を強化…先進運転支援の一部に

自動車 ビジネス 企業動向
コンチネンタルの半導体ベースの車向けライト技術
コンチネンタルの半導体ベースの車向けライト技術 全 2 枚 拡大写真
コンチネンタルとオスラムは7月3日、両社の合弁会社のオスラムコンチネンタルが業務を開始した、と発表した。

オスラムコンチネンタルは、ドイツ・ミュンヘンに本拠を置き、グローバルに事業を展開。製品には、ヘッドライトやテールランプ用のLEDモジュール、レーザーモジュール、ライトコントロールユニットなどの半導体ベースのライティングモジュールなどがある。

コンチネンタルによると、自動車向けのライティング市場は、技術的転換点に差しかかっているという。一般的なライティングシステムと同様、自動車向けライティングシステムは半導体ベースのライティングソリューションに移行しつつあるためだ。車内の照明や新しいライティング設計、アプリケーションがインテリジェントになるにつれ、半導体ベースの技術、ソフトウェア、エレクトロニクスの持つ重要性が高まっている。

その結果、半導体ベースのヘッドライト市場は、毎年2桁成長を見せている。市場調査によると、2025年に新車の2台に1台は、半導体ベースのライティングソリューションを装備していると予想されている。

オスラムコンチネンタルでは、ライティングシステム、センサー、エレクトロニクスをシームレスにひとつのアプリケーションに組み込むために、自動車業界と密接に連携する予定。

例えば、ライティングシステムとセンサーを1つのモジュールに組み込むことや、ドライバー、その他の道路利用者、および周辺環境とのライトを使ったコミュニケーションなど、先進運転支援システム(ADAS)の一部となるインテリジェントなライティング機能の開発を推進していく、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  2. 「ヤリクロ超えたのでは?」スズキ『クロスビー』のフルモデルチェンジ級進化に「最近スズキすげぇな」などSNS興奮
  3. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  4. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  5. 【シトロエン C4ハイブリッド 新型試乗】ハイドロ系ダンパーでも「薄味」なシトロエン…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る