道路中央に達するまで気づかず、横断の女性がはねられ死亡

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夜間の見通し悪い国道を徒歩で横断していた女性が交差進行してきた乗用車にはねられる事故が起きた。クルマ側が気づいたのは衝突寸前で、はねられた女性は重体となっている。

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11日午後11時50分ごろ、宮城県大崎市内の国道108号を徒歩で横断していた女性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は意識不明の重体。警察はクルマの運転者から事情を聞いている。

宮城県警・古川署によると、現場は大崎市古川北町1丁目付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。30歳の女性は徒歩で道路を横断していたところ、左方向から交差進行してきた乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打で意識不明の重体。クルマを運転していた53歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

現場は夜間の見通しが悪い区間。聴取に対して運転者の男性は「気づいたときには横断者が道路中央まで来ていた」などと供述しているようだ。警察では双方に安全確認の怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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負傷した女性は道路中央ではねられていた。夜間の場合、横断者からはクルマの存在は見えているが、クルマ側からは歩行者の姿は見えていないことが多々で、今回の事故のように衝突寸前に気づくことが多い。そのときになってブレーキを掛けたとしても手遅れになってしまう。

《石田真一》

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