【鈴鹿8耐】カワサキのジョナサン・レイが驚異の2分5秒台を記録、トップ10トライアル出場チームが決定

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鈴鹿8耐
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"コカ・コーラ"鈴鹿8時間耐久ロードレース 第41回大会の公式予選が鈴鹿サーキットで27日に行われ、No.11 Kawasaki Team GREEN(渡辺一馬/ジョナサン・レイ/レオン・ハスラム)がトップタイムを記録した。

鈴鹿8耐の予選は金曜日(27日)にブルー(第1)、・イエロー(第2)、レッド(第3)ライダーがそれぞれ20分ずつ2回の予選セッションを行い、各ライダーの最速を平均したタイムで順位が決定する。そして上位10チームは土曜日(28日)に行われるトップ10トライアルで最終的なスターティンググリッドが決定する。

各ライダーの1回目の予選セッションが終了した時点でのトップはNo.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM(中須賀克行/アレックス・ローズ/マイケル・ファン・デル・マーク)で平均タイム2分6秒967。それにNo.11 Kawasaki Team GREEN(渡辺一馬/ジョナサン・レイ/レオン・ハスラム)が0.129秒の僅差で2番手につけた。

2回目の予選セッションではNo.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMのブルーライダー中須賀克行がタイムを更新。それに対しNo.11 Kawasaki Team GREENの渡辺一馬はタイムを更新できず、その差は広がる結果になった。しかし、台風の影響でトップ10トライアルの開催自体が心配される中、この予選でトップを目指すNo.11 Kawasaki Team GREENのイエローライダー、ジョナサン・レイがニュータイヤを履いて驚異の走りを披露。これまでの鈴鹿8耐最速タイムである2分6秒000を大幅に更新する2分5秒168を記録してトップに浮上し、さらにはレッドライダーのレオン・ハスラムもタイムを更新して、予選をトップで通過した。

2番手はNo.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM。3番手は10年ぶりとなるホンダワークスチーム、No.33 Red Bull Honda with 日本郵便(高橋巧/中上貴晶/パトリック・ジェイコブセン)。以下No.12 ヨシムラ スズキ MOTUL(津田拓也/シルバン・ギュントーリ/ブラッドリー・レイ)、No.634 MuSASHi RT HARC-PRO.Honda(ドミニク・エガータ/水野涼/ランディ・デュ・プニエ)と、8耐強豪チームが上位につけた。

27日には決勝レースを見据えた夜間走行も行われ、こちらはNo.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMがトップタイムを記録した。

トップ10トライアル進出チーム
1. No.11 Kawasaki Team GREEN(2分6秒448)
2. No.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM(2分6秒770)
3. No.33 Red Bull Honda with 日本郵便(2分7秒373)
4. No.12 ヨシムラ スズキ MOTUL(2分7秒588)
5. No.634 MuSASHi RT HARC-PRO.Honda(2分7秒896)
6. No.95 S-PULSE DREAM RACING・IAI(2分8秒153)
7. No.090 au・テルル MotoUP RT(2分8秒184)
8. No.7 YART-YAMAHA(2分8秒239)
9. No.19 KYB MORIWAKI MOTUL RACING(2分8秒397)
10. No.79 Team SuP Dream Honda(2分8秒765)

《藤木充啓》

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