英国自動車生産3.3%減、日本への輸出は77%増 2018年上半期

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英国サンダーランド工場からラインオフした新型日産リーフの欧州製の第一号車
英国サンダーランド工場からラインオフした新型日産リーフの欧州製の第一号車 全 4 枚 拡大写真

英国自動車工業会(SMMT)は7月31日、2018年上半期(1~6月)の英国における自動車の生産実績を公表した。総生産台数は83万4402台。前年同期比は3.3%減と引き続き落ち込む。

総生産台数83万4402台を英国向けと輸出分で分けると、英国向けが15万9215台。前年同期比は12.9%減と、2桁のマイナス。輸出分も67万5187台にとどまり、前年同期比は0.8%のマイナス。

上半期、英国で生産された乗用車のおよそ8割が輸出された。日本は、アジアで2番目に大きい英国車の市場に。上半期の日本への輸出は、前年同期に対して77.3%増と大きく伸びた。

英国に生産拠点を置く主要自動車メーカーは、トヨタ、ホンダ、日産、ジャガー・ランドローバー、BMWグループのMINIとロールスロイス、フォルクスワーゲングループのベントレーなど。

2017年の英国自動車生産台数は、167万1166台。前年比は3%減とマイナスに転じた。英国自動車工業会は、英国政府のEU離脱の交渉担当者に対して、EUで最も価値ある資産の一つを保護するために、自由で摩擦のない貿易を取り戻すよう求めている、としている。
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《森脇稔》

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